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図で学ぶ 障碍のある子どものための「文字・数」学習 4

著:菅原 伸康
著:渡邉 照美

紙版

内容紹介

障碍のある子どもたちに文字や数の概念をどのように教えるのか――。記号操作の基礎学習(文字・数を記号として操作することを目指した学習)を積みあげることで、文字を形として理解することが可能な支援・指導を解説する。
記号操作の基礎学習は、目や手の使い方の学習や位置や方向、順序の学習を基礎として、文字や数を記号として使用することを学ぶための学習で、この一連の学習をもとに、単語の構成、文の構成やたし算・ひき算、かけ算・わり算など、記号操作の学習へと進めていく。

目次

第1章 記号操作の基礎学習とは
 1 記号操作の基礎学習
 2 文字の基礎学習
 3 数の基礎学習
第2章 障碍のある子どもの教育は信頼から
 1 人は生まれながらにして学ぼう・分かろうとする存在である
 2 教師が変わることなしに子どもを変えることはできない
 3 子どもの良いところをみつけ係わり合いを始める
第3章 知的に障碍のある子どもの心理・生理・病理
 1 知的障碍児者の定義と生理・病理的類型
 2 脳の役割と働き
第4章 知的障碍者・重複障碍者の教育課程
 1 特別支援学校新学習指導要領改訂と教育課程
 2 知的障碍における各教科の目標及び内容の示し方の改訂
第5章 文字の学習
 課題1~11
第6章 数の学習
 課題1~15
第7章 学習支援原則の抽出:実践事例
おわりに
参考文献

著者略歴

著:菅原 伸康
2021年3月現在
関西学院大学教育学部教授
著:渡邉 照美
2021年3月現在
佛教大学教育学部准教授

ISBN:9784623082476
出版社:ミネルヴァ書房
判型:B5
ページ数:180ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS