ミネルヴァ日本評伝選
足利直義
下知、件のごとし
著:亀田 俊和
紙版
内容紹介
足利直義(1307?52) 南北朝期の武将。
兄尊氏を補佐して室町幕府の基礎を固めるものの、高師直らと対立して観応の擾乱をもたらした足利直義。本書では、後世の評価が劇的に変化してきた直義の、とくに政治家としての事跡を辿り、その実像を明らかにする。
目次
はしがき
第一章 直義の出自
1 鎌倉時代の足利氏
2 妾腹の子
第二章 元弘と建武の戦い
1 建武政権下の足利直義
2 建武の戦乱
3 建武争乱期における尊氏・直義の文書発給状況
第三章 「天下執権人」足利直義
1 尊氏・直義の「二頭政治」
2 幕府執事高師直との対立
第四章 直義主導下における幕府政治の展開
1 宗教政策・文化事業
2 公武徳政政策
3 その他の治績
第五章 観応の擾乱
1 高師直との激闘
2 束の間の講和
3 尊氏との死闘
4 直義死後の室町幕府
主要参考文献
あとがき
足利直義年譜
事項索引
人名索引
ISBN:9784623077946
。出版社:ミネルヴァ書房
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2016年10月
。発売日:2016年10月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。