出版社を探す

叢書・知を究める 7

18歳からの社会保障読本

不安のなかの幸せをさがして

著:小塩 隆士

紙版

内容紹介

経済学は持続可能な社会保障を作り出せるか

目次

はじめに

序 章 社会保障とはなんだろうか

第1章 社会保障に対するアプローチ
 1 将来世代のことをどこまで考えるか
 2 「世代会計」という悪夢
 3 社会保険と税の違い

第2章 財政問題をどう考えるか
 1 財政赤字は本当に問題なのか
 2 「消費税は逆進的」を問い直す
 3 社会保障が左右する日本の財政

第3章 年金・医療・介護が抱える問題
 1 年金は何歳からもらえるか
 2 医療にとっての高齢化の重み
 3 親が要介護になったとき

第4章 貧困問題にどう対応するか
 1 身近になった貧困問題
 2 貧困の持つ多元性
 3 再分配政策を見直せ

第5章 子育て支援をめぐる課題
 1 子供数は回復するか
 2 女性の就業と出生率
 3 子供は親を選べない

第6章 働くことの意味を問い直す
 1 働くことは幸せか
 2 非正規雇用とセーフティ・ネット
 3 専業主婦という生き方

第7章 経済学で教育を語れるか
 1 経済学から見た教育
 2 教育成果の測り方
 3 情報は完全なほうがよいのか

第8章 社会の「有り様」をめぐって
 1 たばこの社会的意味
 2 ソーシャル・キャピタルの意義と限界
 3 社会の「有り様」をどう捉えるか

参考文献
おわりに
索  引

著者略歴

著:小塩 隆士
2015年10月現在一橋大学経済研究所教授

ISBN:9784623074853
出版社:ミネルヴァ書房
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2015年12月
発売日:2015年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS