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ミネルヴァ・アーカイブズ

シンボルの形成

言葉と表現への有機-発達論的アプローチ

他著:H・ウェルナー
訳:鯨岡 峻
訳:浜田 寿美男

紙版

内容紹介

あらゆる表現手段のシンボル形成の特徴を解明

目次

日本語版への序言・序文/感謝のことば・凡例/監訳者のまえがき
 
 第Ⅰ部 理 論
第1章 有機―発達論的枠組
第2章 シンボル形成の有機的基礎
第3章 シンボル過程の発達的変容
第4章 自律的媒体としての言語の本性について


 第Ⅱ部 個体発生
第Ⅰ編 指示活動と描出活動の前兆とその初期段階
第5章 静観対象の形成
第6章 対象指示行動の前兆とその初期段階
第7章 運動―身振りによる描出活動の前兆と初期段階
第8章 音声による描出活動の前兆と初期段階
第9章 擬音的命名から慣用的命名へ

 第Ⅱ編 自立的言語媒体の発達
第10章 初期の一単位表現から初期の文へ
第11章 叙述文の発達の初期段階
第12章 思考間の関係の言語表現―その初期段階
第13章 自律的言語媒体へ向うその後の発達
第Ⅲ部 特殊な状態における言葉媒体の原始的な扱い方
第14章 言語フォルムの相貌的把握
第15章 夢における言語フォルムの扱い方
第16章 病的状態(精神分裂病)における言語媒体の扱い方の原始化


 第Ⅳ部 内言―外言における対象の言語的描写
第17章 正常な成人における内言と外言
第18章 分裂病者の内言と外言:正常者との比較
第19章 種々のコミュニケーション状況におけるシンボル的表示の個体発 生について:外言と内言の分化


 第Ⅴ部 非音声媒体におけるシンボル形成;実験的研究
第20章 正常成人における非言語的(線形パターンによる)命名
第21章 分裂病者における非言語的(線形パターンによる)命名
第22章 非言語媒体による単文表示
第23章 非言語的表示媒体による時性間表現
第24章 非言語的媒体による関係の表示
第25章 非言語的(線形)表現に言語的に対応するもの

訳注・参考文献/『シンボルの形成』の解説にかえて

ISBN:9784623074631
出版社:ミネルヴァ書房
判型:A5
ページ数:584ページ
定価:10000円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CF