シリーズ・いま日本の「農」を問う 4
環境と共生する「農」
有機農法・自然栽培・冬期湛水農法
他著:古沢 広祐
紙版
内容紹介
持続可能な暮らしのための農業とは何か
目次
刊行にあたって
第1章 環境と農業の新たな可能性(古沢広祐)
――食・農・環境をめぐる世界と日本
1 生命を支える食・農・環境
2 世界食料危機の時代を生きる
3 変わる世界のフードシステム
4 日本の食と農の変遷をたどる
5 環境共生・生命産業としての農業
6 生物多様性がひらく農業の新展開
第2章 渡り鳥と共生する地域づくり(蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト)
――宮城県大崎市の場合
1 「ふゆみずたんぼ」取り組みの経緯
2 東北の復興は人と自然の共鳴から
3 ふゆみずたんぼによる津波被災水田の再生
4 ふゆみずたんぼササニシキの魅力
5 「ふゆみずたんぼ」とともに歩む一ノ蔵
6 蕪栗沼のマガンとバイオマスエネルギー
7 次の10年に向けて
第3章 未来のために必要なこと(村山邦彦)
――伊賀ベジタブルファームの場合
1 私はこうして農業に関わるようになった
2 伊賀ベジタブルファームの取り組み
3 有機農業の技術について思うこと
4 農業者連携について
第4章 自然栽培の意味と意義(河名秀郎)
――ナチュラル・ハーモニーの場合
1 自然栽培とは
2 自然界のバランス
3 本来の自然栽培
4 肥毒と土
5 自然栽培と種
6 人・自然・宇宙
索 引