日本語版への序文
第8版への序文
第1章 社会政策を学ぶ
1 はじめに
2 個人と社会
3 権利と義務
4 社会政策——収集魔,それともゼリー菓子,あるいは添え物のサラダ?
5 本書の内容
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第2章 現代社会政策の形成
1 はじめに
2 貧困と福祉国家以前の国家
3 20世紀初頭の「福祉国家」の出現
4 ベバリッジの「5つの巨悪」
5 ベバリッジ以降の福祉国家
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第3章 社会政策の立案策定
1 はじめに
2 代議政体モデル
3 中央統治制度
4 権限移譲
5 地方行政
6 ヨーロッパの中のイギリス
7 グローバルな文脈
8 人々の声
9 政策の立案策定におよぼす影響力
10 省庁の権力——官僚の役割と外部団体と政治コミュニティの影響力
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第4章 政策執行
1 はじめに
2 政策執行の構造——中央政府
3 政策執行の構造——地方政府
4 政策執行の分析
5 政策形成の諸問題
6 政策移転のプロセスにおけるさまざまな「階層」の問題
7 政策執行機関の対応に影響をおよぼす要因
8 水平的な組織間関係
9 社会・政治・経済的環境
10 結 論
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第5章 社会保障
1 はじめに
2 イギリスの社会保障における際立った特徴
3 拠出制給付
4 雇用主が支給すべき給付
5 非拠出制および資力調査無しの条件付き給付
6 資力調査付き給付
7 税額控除
8 給付制度に関する統計
9 年金改革
10 資力調査に伴う問題
11 社会保障における家族生活と女性の役割についての仮定
12 社会保障給付の水準と貧困
13 結 論
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第6章 雇用政策
1 はじめに
2 雇用政策への代替アプローチ
3 雇用政策へのイギリス・アプローチの進展
4 EU加盟のイギリスへの影響
5 主な雇用政策措置
6 訓 練
7 労働市場への参加の奨励/強制
8 失業軽減か,雇用促進か
9 政府による労働条件と雇用保障の規制
10 雇用と社会政策——ヨーロッパの未来?
11 結 論
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第7章 保健医療政策
1 はじめに
2 国民保健サービス(NHS)の組織と運営
3 保健医療サービスへの患者のアクセス
4 NHSの財政
5 運営と専門職の説明責任
6 保健医療サービスのニーズと分配
7 治療の平等——民間部門の影響
8 治療の平等——健康と医学的措置の不平等
9 健康のための政策か疾病のための政策か
10 代表性と公共性の保護
11 結 論
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第8章 成人のためのソーシャルケア
1 はじめに
2 ソーシャルケア・サービスの概観
3 入所型ケア——より詳細な検証
4 入所型施設の外でおこなわれるケア
5 ダイレクト・ペイメントと個人予算
6 対人ソーシャルケアと保健医療サービスの関係
7 ニーズと優先順位
8 結 論
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第9章 教育と子ども
1 はじめに
2 公費による学校システムの組織と経営
3 高等教育と継続教育
4 児童ケア
5 児童養護
6 教育システムの監督
7 政府とカリキュラム
8 教育システムにおける多様性と選抜性
9 教育と社会的に不利な状態におかれた子ども
10 教育とエスニック・マイノリティ
11 特別支援教育とその他の福祉的措置
12 結 論
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第10章 住 宅
1 はじめに
2 住宅システムが今日の形態に至るまで
3 社会的住宅セクター
4 持 家
5 民間借家
6 ホームレス
7 社会的排除と残余化
8 結 論
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第11章 世界の中のイギリス
1 はじめに
2 政策学習
3 先進福祉国家の姿
4 比較理論の中のジェンダー・多様性・文化
5 社会政策の比較
6 上からと下からの社会政策
7 結論——比較の中のイギリス
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第12章 社会政策と社会変化
1 はじめに
2 家族の変化
3 職業生活の変化
4 イギリスの人口の変化
5 結 論
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参考文献
監訳者あとがき
索 引