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満洲におけるロシア人の社会と生活

日本人との接触と交流

編著:阪本 秀昭

紙版

内容紹介

激動の運命に翻弄された人びとの暮らしをたどる

目次

はじめに
序 章 満洲国建国時のロシア人の動向
 Ⅰ 満洲のロシア人社会
第1章 ハルビンの白系露人事務総局の活動(生田美智子)
第2章 地方の白系露人事務局の活動(阪本秀昭)
第3章 ハルビンのロシア人亡命者たちの1933年――露字新聞『ザリャー』にみる(内山ヴァルーエフ紀子)
 Ⅱ ロマノフカ村周辺
第4章 日本人が描いたロマノフカ村――出会いと表象(伊賀上菜穂)
第5章 旧住民が語る満洲古儀式派村の暮らし(ユーリア・アルグジャーエヴァ 伊賀上菜穂訳)
第6章 証言によってつづるロマノフカ村の戦後(阪本秀昭)
 Ⅲ 三河地方のコサック社会
第7章 日本人がみた三河コサック村――一九三〇年代~一九四五年(伊賀上菜穂)
第8章 ロシア側資料に見る三河コサック村の生活(ユーリア・アルグジャーエヴァ 伊賀上菜穂訳)
第9章 三河地方の製酪消費組合 (阪本秀昭)
 Ⅳ 満洲における正教会およびユダヤ人社会
第10章 満洲国正教会(イリヤ・ハリン)           
第11章 ハルビンのユダヤ人社会(高尾千津子)
終 章 戦後満州のロシア人(阪本秀昭)
おわりに
索  引

著者略歴

編著:阪本 秀昭
*2013年6月現在
天理大学教授

ISBN:9784623066193
出版社:ミネルヴァ書房
判型:A5
ページ数:324ページ
定価:8000円(本体)
発行年月日:2013年08月
発売日:2013年08月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC