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教育工学選書 2

学びを支える教育工学の展開

編著:山西 潤一
編著:赤堀 侃司
編著:大久保 昇

紙版

内容紹介

教育工学の多様性と柔軟性
多様な分野での学び、知の伝承の場で展開される教育工学研究の事例を解説・紹介する。

広く教育に関わる方々を対象に、教育工学を勉強することによって、自らの教授技術を向上させることができるとか、質が高い教材や教育システムの開発に役立つとか、企業における教育訓練に役立つとか、生涯学習時代に対応した学びの支援、学習教材、学習環境、教授方法などの開発に役立つなど、幅広く事例を交えて紹介し、様々な分野の方に教育工学の魅力や面白さを伝える。

目次

はじめに

第1章 教師の技を伝える
 1.1 情報を伝える
 1.2 ワークシートを作る
 1.3 対話する
 1.4 授業改善の方法

第2章 学びの形と質が変わる
 2.1 学びの質を探る
 2.2 これからの学習指導
 2.3 学びの形を変える
 2.4 これからの学びの形

第3章 大学の授業を変える
 3.1 シラバスとは
 3.2 授業評価の受け止め方
 3.3 出席の確認をする

第4章 熟達者の「わざ」をデジタルで伝える
 4.1 日本の「わざ」をデジタルで伝える
 4.2 民俗舞踊の学びにおけるモーションキャプチャ活用
 4.3 民俗舞踊におけるモーションキャプチャ活用の効果
 4.4 師匠と学習者をつなぐテクノロジー
 4.5 テクノロジーが現在を未来につなぐ

第5章 企業における人材開発
 5.1 教育工学における「企業」 
 5.2 企業における人的資源開発
 5.3 もし教育工学の研究者が企業人材開発に取り組むならば
 5.4 総  括

第6章 生涯学習での学びを支える
 6.1 富山インターネット市民塾
 6.2 オープン・エデュケーションと市民塾の学び
 6.3 学習コミュニティとしてのインターネット市民塾
 6.4 一人ひとりの学びを活かすeポートフォリオ
 6.5 市民塾でのeポートフォリオシステム
 6.6 eポートフォリオは学習の何を支援するか
 6.7 生涯学習でのeポートフォリオの可能性
 6.8 地域人材を活かすeパスポートの開発
 6.9 まとめ

第7章 博物館で学ぶ
 7.1 博物館の学びと教育工学
 7.2 より深い学びを支えるメディアを用いた展示
 7.3 多様な学びの支援や新しい学びへの挑戦
 7.4 知のデジタルアーカイブ
 7.5 博物館のこれからと教育工学研究

第8章 ICT学習空間と学び
 8.1 学習内容とその背景
 8.2 教育の情報化で進む学校のICT環境
 8.3 教科指導におけるICT活用と情報教育
 8.4 思考力・判断力・表現力等をはぐくむ学習活動へのICT活用
 8.5 インターネットを活用した協働学習
 8.6 ICT活用と教育工学研究
 8.7 学校施設整備指針の改定で学校も変わる
 8.8 未来の学習環境をデザインする


おわりに

索  引

ISBN:9784623063628
出版社:ミネルヴァ書房
判型:A5
ページ数:184ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW