第０章 はじめに
──心理学をもっと役立ててもらうために
１ 「教養の心理学」として何を目指しているか
２ 本書が「絶対役立つ」ためには
３ より展開した内容を
第１章 教育心理学
──学びにおけるつまずきと向かい合う
１ 人はなぜ学習につまずいてしまうのか？
２ 心理学から上手な勉強方法を考える
３ 日々の学習に学び方のコツを取り入れる
４ 本章のまとめ
コラム1-1：あなたの「勉強に対する考え方（学習観）」は？
コラム1-2：意味理解を重視した学習とは？
コラム1-3：苦手単語集中法
第２章 言語心理学
──外国語を学習せずに習得する
１ 獲得・習得・学習の違い
２ 英語のコミュニケーション能力を育成するには
３ 習得できる環境を作り出す
４ 想像力と感情の喚起
コラム2-1：チョムスキーの言語獲得装置，ＬＡＤ
コラム2-2：日本語に訳しても理解できない文
コラム2-3：カナダで始まったイマージョン教育
コラム2-4：英語落語で英語を教える
第３章 認知心理学
──認知バイアスを理解して思考力の達人になる
１ 人の考えの歪み＝認知バイアスを知ろう
２ 客観的な証拠をもとに考えているようで，間違ってしまう
３ 直感はこうはたらく
コラム3-1：比較対照条件の大切さ
コラム3-2：クリティカル・シンキングのススメ
第４章 脳の心理学
──脳を知り，脳を育てる
１ 脳を知る
２ 脳を育てる
３ 脳科学とのつきあい方
コラム4-1：脳の領域の表し方
コラム4-2：脳トレゲームの効果
第５章 感情心理学
──気分や情動のコントロールと精神衛生
１ 感情とは
２ 気分とうまく付き合う：気分次第で認知が変わる
３ 情動とうまく付き合う：ネガティブ感情のコントロール
４ 本章のまとめ
コラム5-1：基本的感情と社会的感情
コラム5-2：抑制の逆説的効果
第６章 キャリア心理学
──自分を知ること，能力を伸ばすこと
１ キャリアとは何か
２ 青年期において自分や社会と向き合う：自分を知ること
３ 青年期において社会に出る力を伸ばす：成長すること
４ 本章のまとめ
コラム6-1：人間の過去・現在・未来を捉える─時間的展望
第７章 集団の心理学
──他者を知り，集団を活かす
１ 集団の基本的な特徴を知る
２ 集団の中の見えない力
３ 集団活動がよい結果を生むために
４ 本章のまとめ
コラム7-1：集団の発達
コラム7-2：味方がいると自分の意見が言いやすい？
第８章 スポーツ心理学
──身体を動かすことと心の関係
１ 競技スポーツ心理学：メンタルトレーニングを学ぶ
２ 健康スポーツ心理学①：身体活動・運動の心理的効果
３ 健康スポーツ心理学②：運動を習慣化するための行動科学
４ 本章のまとめ
コラム8-1：チーム力を高めるチームビルディング
コラム8-2：銀メダリストの憂うつ
コラム8-3：運動を行って高揚感を体験しよう
あとがき
さくいん
