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優れたデザインにとってコンセプトが重要な理由

使いやすく安心なソフトウェアを作るために

訳:中島 震

紙版

内容紹介

ソフトウェア設計者は長い間,概念モデルやその重要性を論じてきたが,コンセプトがソフトウェアデザインの中心を占めたことはない.本書では、読者にとって身近なアプリを例に、どの段階においても良いソフトウェアデザインができるよう、デザインの品質向上に直接適用可能な技法を紹介。また開発者がより効果的に仕事に集中でき、ユーザがソフトウェアをより明瞭に理解しソフトウェアの潜在能力を最大限に活用できるようになるよう、ソフトウェアに対する新しい捉え方を提供。そして、サービス開発に携わる研究者や実務家のコミュニティに、ソフトウェアデザインが刺激的で実質的な学問であると納得させるよう、豊かな理論に基づく原則の存在を示す。

目次

本書の読み方
第1部 動機
 第1章 本書執筆の理由
 第2章 コンセプトの発見
 第3章 コンセプトの効果
第2部 基礎
 第4章 コンセプトの構造
 第5章 コンセプトの目的
 第6章 コンセプト合成
 第7章 コンセプト依存性
 第8章 コンセプトマッピング
第3部 原則
 第9章 コンセプトの特異性
 第10章 コンセプトの親しみやすさ
 第11章 コンセプトの完全性
 第12章 覚えておくべき質問
リソース
 ノート
 文献
 索引

ISBN:9784621308134
出版社:丸善出版
判型:A5
ページ数:326ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB