放送大学教材
統計学
三訂版
その基本的な考え方
著:藤井 良宜
紙版
内容紹介
母集団と標本の関係をベースにして、信頼区間による推定方法や統計的検定などの統計的推測の基本的な概念について解説し、回帰分析や因子分析などの多変量解析の手法について、その特徴に焦点を当てて説明する。さまざまな確率モデルの特徴を把握し、バラツキをもった現象に対して適切な確率モデルを選択し、統計的推測を行うことや、複雑な現象に対して統計モデルを活用して表現し、その特徴を見出すことができるようになることを目標とする。
目次
1.データの記述とデータのバラツキのモデル化 2.確率の基本性質 3.確率分布の捉え方 4.2項分布モデルと割合の推定 5.多項分布モデルと統計的検定 6.ポアソン分布モデル 7.正規分布モデル 8.正規分布モデルでの統計的推測 9.正規分布モデルでの群間の比較 10.回帰分析 11.重回帰分析 12.モデル選択 13.ロジスティック回帰分析 14.主成分分析と因子分析 15.複雑なデータと統計モデル