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扶桑社新書

中国が反論できない 真実の尖閣史

著:石平
監:いしゐ のぞむ

紙版

内容紹介

中国公船による尖閣沖領海侵入、過去最多に!

著者は中国による侵略の手口をもっともよく知る、日中関係評論の第一人者・石平氏。研究史料の提供は漢文学者であり、海洋政策における調査委員を務める、いしゐのぞむ氏。
中国人でも読める漢文史料と世界中の航海地図から「尖閣が日本の領土であることは明白である」ことを検証!!

尖閣諸島が中国の領土になったことは一度もない。そして尖閣諸島は歴史的にも法的にも紛れもなく、日本固有の領土なのである……
では、この主張を一体どうやって証明するのか。
「まさにこの肝心な点こそが本書の本領の発揮するところであり、本書の尖閣論証の独自無二の強さである」(石平)
漢文学専門のいしゐ教授は長年にわたり、古籍や古地図など昔の“中国人自身”によって書かれた中国側の史料を膨大に集め、丹念に解読を進めてきた。
歴史上の中国人が書き残したさまざまな資料をきちんと解読して根拠として使えば、尖閣諸島が日本の固有領土であること、尖閣は中国という国と一切の関係のないことがはっきりとわかってくる。
その研究をもとに、石平氏がいまや世界中で侵略行為を正当化する宣伝工作を行っている中共の正体を鋭く解説する。

(本書は2017年8月に単行本として刊行された同書を加筆改訂の上、新書化したものです)

著者略歴

著:石平
1962年、四川省成都市生まれ。84年、北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を発表、中国の反日感情の高まりを警告。以後、 中国や日中関係の問題について、講演・執筆・テレビ出演などで精力的に活動している。2007年、日本国籍を取得。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞。著書に『暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民』(講談社)、『韓民族こそ歴史の加害者である』(飛鳥新社) 、『朝鮮半島はなぜいつも地獄が繰り返されるのか』(徳間書店)、『中国はなぜ、何があっても謝れないのか』(SB新書) など多数
監:いしゐ のぞむ
戸籍名、石井望。長崎純心大学比較文化コミュニケーション学科准教授、漢文学専攻。1966年、東京生まれ。89年、京都大学中国語学中国文学科卒業。00年、同研究科博士課程学修退学。01年、長崎総合科学大学講師08年、長崎純心大学講師。09年より現職。日本安全保障戦略研究所研究員。元笹川平和財団島嶼資料センター調査委員。16-18年度内閣官房委託沖縄平和協力センター尖閣資料調査事業特別研究員。論文「詞曲定調」(07年『淡江中文學報』)、「沈約創定紐位高下説」(06年『輔仁国文学報』)など

ISBN:9784594086954
出版社:扶桑社
判型:新書
ページ数:252ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS