扶桑社新書
大炎上
著:高須 克弥
内容紹介
百田尚樹氏推薦!
「高須院長は筋金入りの男だ。こんな豪快な金持ちがあと10人いたら、日本は変わる!」
前著『炎上上等』で、数々の炎上発言を披露し物議を醸した著者が、
今回は笑顔のウラに隠された自身の炎上人生を語る!
幼少期の壮絶なイジメと父の死、当時は異端だった美容外科の道へ進み、先駆者として業界を切り拓くも、
文春砲を食らい、脱税捜査、部下の裏切り、借金100億、医業停止、母と妻の死、サイバラとの出会い……。
何度人生の災難に燃やされそうになっても、その度に不屈の魂の炎を燃やし、不死鳥の如く甦ってきた。
そこには著者一流の、逆境を生き抜くメンタルコントロール術、柔軟な発想法、仕事や人生に向き合う姿勢と心構えがあった。
波乱万丈、抱腹絶倒、そして生きる勇気と知恵と爽やかな感動が得られる半自伝的人生論!
目次
まえがき ――炎上なんてコワくない!
第1章 インテリ色白デブで生徒にも先生にもイジメられた
生まれていきなり凍死しかけた/父から教わったケンカの極意/親は死ぬ気で子を守れ/催眠術の研究が博士論文に役立つ/美容整形との運命の出会い……
第2章 ウラ稼業だった美容外科をオモテ舞台のセンターに
点滴液を飲んで空腹を満たした/ホステスへの整形代を身体で払ってもらった某先生/1日300人の包茎手術で一躍有名に/裏ビデオ出演で学会除名の危機/秘伝の処女膜再生手術……
第3章 燃やすか、燃やされるか
「我れ名器に遭遇せり」で大批判/部下の裏切り、借金100億、医業停止の三重苦/「高須克弥の若返りプロジェクト」で整形手術を受けまくる/ミケランジェロ手術でシックスパックに……
第4章 美容外科医にとって技術よりも大事なこと
盲腸手術で儲けたヤブ医者の恐るべき手口/天皇への外科手術は禁止だった/対立する2つの美容外科学会/トルコ人留学生をトルコ風呂でもてなす……
第5章 人生は炎上させた方がオイシイ
嫉妬を感じた時点で〝負け確定〟/タトゥーを入れる前に考えた方がいいこと/悲惨な出来事は「鉄板ネタ」になる/痛みに耐える日本人、大騒ぎする韓国人と中国人……
第6章 ヤクザじゃなくても「筋と義理」は大事
サイバラを降板させたテレビ番組のスポンサーを降りる/偏向報道の「報ステ」スポンサー降板/郷ひろみのタニマチを始めたきっかけ/名誉を傷つけられれば国会議員でも許さない……
第7章 慈善活動が偽善で何が悪い?
出家して僧になる/フリーメイソンは秘密結社ではない/被災地に自分の履いたパンツを送るなよ/被災地でプチ整形……
第8章 炎上人生をエンジョイしてくれた妻
死ぬのは全然怖くない/病める時も苦しい時も支えてくれた妻/妻の車でガードレールを突き破る/ハーレーもヘリも妻に売り飛ばされた……
あとがき―― 一人では耐え切れないことも、誰かがいれば乗り越えられる