「Jポップ」は死んだ

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著：鳥賀陽　弘道

出版社：扶桑社

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内容紹介

かつての「ヒットの教科書」が大不況に喘いでいる。
一体「Ｊポップ」に何が起きているのか？

不況に喘ぐ「Ｊポップ」をよそに、
音楽業界は活況そのもの!?
徹底した現場取材でその姿を描く！

ＣＤの売上が半減し、国民的大ヒットもなくなり、街からＣＤショップが消えたいま、音楽業界は風前の灯なのか？　ところがどっこい、じつは活気に満ちている。元気の素はパチンコ？　ウエディング？　カラオケ？　逞しき音楽業界の〝いま〟を徹底した現場取材で浮き彫りにしていく。

主な内容
●〝日本の〟ライブハウスはまず潰れない
●カフェが本物の〝ライブハウス〟を実現
●音楽はYouTubeで無料で、ライブは有料で
●フェスがひとつの産業になった
●自作リリースにカネはいらない
●なぜウォークマンはiPadに惨敗したのか
●パチンコはいまや音楽マスメディアだ
●結婚式という音楽メディア
●楽器の弾けないミュージシャン―――etc.

本書は所謂俯瞰に音楽業界を扱った本ではなく、著者がライブ会場、フェス、パチンコ、結婚式場、楽器店、モジュール・シンセ・ライブ（および店舗）、レコード・カッティング店等々すべてゲンバまで足を運んで取材している音楽ルポ。「ヒットの教科書」とされていた「Ｊポップ」が凋落する様は他のビジネスにも大変参考になる。そういう意味では〝ビジネス書〟的な側面もある。

ISBN：9784594077778
出版社：扶桑社
判型：新書
ページ数：232ページ
定価：800円（本体）
発行年月日：2017年09月
発売日：2017年09月04日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：AVP。

※同一作品の他版、アクセシブルブックにはAIにより推定されたものが含まれる場合があります。

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