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扶桑社新書

獺祭 ~この国を動かした酒~

著:勝谷 誠彦

紙版

内容紹介

──安倍晋三首相 推薦!!──
<オバマ大統領をもてなした、最高峰の日本酒ができるまで。>
安倍晋三首相がオバマ大統領に贈ったことも記憶に新しい、日本酒「獺祭」。2016年末、ロシアのプーチン大統領が来日、安倍首相が地元・山口県に招き、首脳会談を行った際にも、再びふるまわれるのではないか、と注目された。結果的には、地元のまた別の銘柄が挙げられたが、それでも「今回は獺祭じゃなかったのか……」と話題になるほど、現在、日本で最も脚光を浴びている日本酒のひとつとなった。
こうして今でこそいろいろなメディアで取り上げられるが、20年前、まだ知る人ぞ知る存在だったときから、その名をあちこちの雑誌で書き、素晴らしさを語り続けた勝谷誠彦氏が、獺祭、そして蔵元・桜井博志会長の酒造りに対する考え方を綴った一冊。
一度は傾きかけた蔵を柔軟な発想と革新で再生に導いた蔵元の物語を、読んでから呑むといっそう、その味わいも深く感じられるはずです。

序 再訪
第一章 日本酒との縁
第二章 夜明け前
第三章 「獺祭」誕生
第四章 酒造りの現場
第五章 さらなる挑戦
第六章 加速
第七章 未来に向かって

※本書は2014年9月、西日本出版社より単行本として刊行された『獺祭 ─天翔ける日の本の酒』を改題の上、新書化したものです。

著者略歴

著:勝谷 誠彦
1960年、兵庫県尼崎市生まれ。文藝春秋社勤務を経てコラムニスト、写真家。フィリピン動乱、湾岸戦争、北朝鮮などを取材。フリーに転じてからは食や旅のエッセイ、イラク戦争の取材、社会時評、小説などで健筆を振るう。月刊「Hanada」の連載コラムをはじめ、雑誌に多数連載を持ち、『イラク生残記』『バカが隣りに住んでいる』『この国を滅ぼすバカとアカ』、小説『平壌で朝食を。』『ディアスポラ』など著書も多数。ギネスの噂もある365日休みなし朝10時までに、ウクライナのドネツクにいても配信する『勝谷誠彦の××な日々』に信者多し。詳細はhttp://katsuyamasahiko.jp/を!

ISBN:9784594076375
出版社:扶桑社
判型:新書
ページ数:204ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2017年01月
発売日:2016年12月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT