出版社を探す

ビジュアルでつかむ! 古典文学の作家たち

兼好法師と徒然草

監:中野 貴文
絵:雛川 まつり

紙版

内容紹介

兼好法師は鎌倉時代の終わりから南北朝時代の初めごろに活やくした人物で、『徒然草』の作者として知られています。
『徒然草』の見どころは、兼好法師なりの世の中についての考えや、どう生きていくのかのヒントがつまっているところ。鎌倉幕府がほろび、大きく変わろうとしていた時代だからこそ、移りかわる世の中におもしろさを見出しています。
低い身分に生まれながら、豊富な知識を生かして、自分の能力で世の中を渡っていった兼好法師。
その簡単な伝記と、代表作『徒然草』や和歌、鎌倉時代の文化についてしょうかいします。
この1冊で、兼好法師と『徒然草』がわかる!

著者略歴

監:中野 貴文
監修 中野貴文(ナカノ タカフミ)
1973年生まれ。学習院大学教授。日本中世文学研究者。東京大学卒業。大学院人文社会系研究科修士課程修了。同博士課程単位取得満期退学。『徒然草』などの研究に加え、古典文学の普及と教育についても、研究と実践を重ねている。著書に『徒然草の誕生 中世文学表現史序説』(岩波書店)、共著に『女学生とジェンダー 女性教養誌『むらさき』を鏡として』(笠間書院)、『大学生のための文学レッスン 古典編』(三省堂)がある。
絵:雛川 まつり
イラスト 雛川まつり(ヒカワ マツリ)
イラストレーター。兵庫県淡路島在住。第2回新コミックエッセイプチ大賞、電撃大賞 電撃イラスト大賞金賞受賞。主な挿画に『すずのまたたびデイズ はちゃめちゃパティシエしゅぎょう』『クルミ先生とまちがえたくないわたし 藤島クリニック再生計画』
(共にポプラ社)、『おはなしSDGs 産業と技術革新の基盤をつくろう おいしいごはんとあまいコーヒー』(講談社)などがある。

ISBN:9784593103416
出版社:ほるぷ出版
判型:A4変
ページ数:40ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ