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ケルトとローマの息子

新版

著:ローズマリー・サトクリフ
訳:灰島 かり

紙版

内容紹介

ローマ人の血が流れながら、ケルトの戦士として育てられた少年ベリックは、不作と疫病の原因として部族を追放され、ひとり父母の地ローマへと向かう。居場所を求めて旅する少年の運命と成長を、イギリス児童文学の異才サトクリフがみずみずしく描きだす。

著者略歴

著:ローズマリー・サトクリフ
イギリスの児童文学者、小説家。幼いときの病がもとで歩行が不自由になる。自らの運命と向きあいながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞)(以上、岩波書店)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。数多くの長編、ラジオの脚本、イギリスの伝説の再話、自伝などがある。
訳:灰島 かり
子どもの本の作家、翻訳家、研究者。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ。著書に『絵本を深く読む』(玉川大学出版部)、訳書に『ケルトの白馬』『ケルト神話 炎の戦士クーフリン』『夜明けの風』(ほるぷ出版)、『猫語の教科書』『猫語のノート』(筑摩書房)などがある。

ISBN:9784593101597
出版社:ほるぷ出版
判型:4-6
ページ数:388ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB