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ケルトの白馬

新版

作:ローズマリー・サトクリフ
訳:灰島 かり

紙版

内容紹介

イギリス、バークシャーの緑なす丘陵地帯には、巨大な白馬の地上絵がある。古代ケルト人が描いた地上絵は、力強く美しく、悠久の時を超えて命の輝きを放つ。なぜ、どのようにして、この「アフィントンの白馬」は描かれたのか。イギリス児童文学の異才サトクリフが、今はもう忘れられた豊かな物語を紡ぐ。

著者略歴

作:ローズマリー・サトクリフ
イギリスの児童文学者、小説家。幼いときの病がもとで歩行が不自由になる。自らの運命と向きあいながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞)(以上、岩波書店)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。数多くの長編、ラジオの脚本、イギリスの伝説の再話、自伝などがある。
訳:灰島 かり
子どもの本の作家、翻訳家、研究者。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ。著書に『絵本を深く読む』(玉川大学出版部)、訳書に『ケルト神話 炎の戦士クーフリン』『ケルトとローマの息子』『夜明けの風』(ほるぷ出版)、『猫語の教科書』『猫語のノート』(筑摩書房)などがある。

ISBN:9784593101566
出版社:ほるぷ出版
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB