イスラーム文化叢書 8
トプカプ宮殿の光と影
新装版
著:N.M.ペンザー
訳:岩永 博
紙版
内容紹介
シルクロードの西の終着駅イスタンブルに、今もなお往時の美をとどめるトプカプ宮殿。15世紀中葉から5世紀間にわたって、オスマン帝国のスルタンの居城であったこの宮殿の、構造や美術的特色を考察するとともに、謎に包まれた組織・制度の実態を、スルタン妃や側室の演じた政治的役割、女官や宦官の機能を軸に描く。去勢の方法や女性の衣装、入浴の作法等にもおよぶ宮廷の社会学・民俗学。【歴史・イスラーム文化】