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啓蒙の地下文書 I

監訳:野沢 協
他訳:三井 吉俊
他訳:石川 光一

紙版

内容紹介

18世紀後半における啓蒙思想の全面的開花に先立ち、すでに世紀前半から、手書き写本の形で秘密裡に流布した夥しい数の反宗教文書があった。新思想の最も攻撃的な側面を地下で準備したそれらの文書の重要性はかねてから指摘されてはいたが、フランス本国でさえ20世紀後半になって本格的研究が始まった「地下文書」の代表的なものを訳出し、啓蒙思想の知られざる側面に光を当てる。

目次

『三詐欺師論』(三井吉俊訳)
『トラシュブロスからレウキッペへの手紙』(石川光一訳)
『生死一如』(寺田元一訳)
『物質的霊魂』(野沢協訳)
『キリスト教分析』(大津真作訳)
『キリスト教弁証論者の批判的検討』(野沢協訳)
『ジャン・メリエの遺言書』(三井吉俊訳)
『宗教の検討』(逸見龍生訳)

著者略歴

監訳:野沢 協
1930年生まれ。東京都立大学教授、駒沢大学教授を務める。主な訳書:『ピエール・ベール著作集 全8巻・補巻1』、アザール『ヨーロッパ精神の危機』、リシュタンベルジェ『十八世紀社会主義』、『ドン・デシャン哲学著作集 全1巻』(上記は法政大学出版局)、ほか。
他訳:三井 吉俊
1950年生まれ。千葉大学文学部教授。フランス18世紀思想史専攻。著書:『知られざる奇書の世界』(丸善ブックス)。訳書:『ジャン・メリエ遺言書』(共訳)、フォワニ『南大陸ついに知られる』(『啓蒙のユートピア 第一巻』所収)、上記はすべて法政大学出版局。
他訳:石川 光一
1948年生まれ。日本大学教授。18世紀フランス思想専攻。訳書:『ジャン・メリエ遺言書』(共訳)、トドロフ『啓蒙の精神』(上記は法政大学出版局)、ほか。

ISBN:9784588150531
出版社:法政大学出版局
判型:A5
ページ数:1100ページ
定価:23000円(本体)
発行年月日:2008年09月
発売日:2008年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DDF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1DDN