レヴィナス著作集 2
哲学コレージュ講演集
著:エマニュエル・レヴィナス
監:ロドルフ・カラン
監:カトリーヌ・シャリエ
紙版
内容紹介
第二次大戦後のレヴィナスが、1947年から64年にかけてジャン・ヴァールの哲学コレージュで行った一連の講演原稿を初めて公刊。「発話と沈黙」「権力と起源」「糧」「分離」「隠喩」などからなる9本の講演は、それぞれが『実存から実存者へ』『全体性と無限』など主要著作のテーマと緊密につながっており、レヴィナス独自の思索過程を跡づける重要なテクストである。邦訳『著作集』第2巻。
目次
はしがき
序 ロドルフ・カラン、カトリーヌ・シャリエ
編集に関する注記
謝辞
発話と沈黙
権力と起源
糧
教 え
書かれたものと口頭のもの
意 欲
分 離
可能事の彼方
隠 喩
補遺Ⅰ 〈意義〉
補遺Ⅱ
訳者あとがき (藤岡俊博)
編 注
人名索引