ディドロ著作集
ディドロ著作集 4
美学・美術 付・研究論集
著:ドゥニ・ディドロ
監:鷲見 洋一
監:井田 尚
紙版
内容紹介
近代美学史に不滅の名をとどめるディドロ。美や芸術の概念、文学や絵画作品をめぐってつづられたその代表的な哲学・批評散文を収録。後半は20世紀に発表された古典的なディドロ論のうち、シュピッツァー、スタロバンスキー、プルーストらの作品を「研究論集」として収め、監修者によるディドロ研究史概説を付す。つねに新しい思想家の姿を示す、『著作集』全4巻完結。生誕300年記念出版。
目次
《美学・美術》
美の起源と本性についての哲学的探求 (小場瀬卓三・井田尚訳)
リチャードソン頌 (小場瀬卓三・鷲見洋一訳)
テレンティウス頌 (中川久定訳)
ディドロとファルコネの往復書簡(抄) (中川久定訳)
絵画論断章 (青山昌文訳)
《研究論集》
ディドロはいかに読まれてきたか (鷲見洋一)
ディドロの文体(レオ・シュピッツァー) (井田尚訳)
ディドロに関する五つの講義(抄)(ハーバート・ディークマン) (田口卓臣訳)
ディドロと神智論者たち(ジャン・ファーブル) (橋本到訳)
ディドロと他者の言葉(ジャン・スタロバンスキー) (小関武史訳)
『百科全書』から『ラモーの甥』ヘ(ジャック・プルースト) (鷲見洋一訳)
解説