叢書・ウニベルシタス 1127
プルーストとシーニュ〈新訳〉
著:G.ドゥルーズ
訳:宇野 邦一
紙版
内容紹介
正体不明の蜘蛛のような小説家の言葉が、一つの哲学的身体に巨大な巣をはりめぐらせ、波動を伝えて刺激し、実験的読解をうながした。シーニュ、文学機械、横断性、アンチロゴス、狂気の現前と機能……。哲学の思考に背反する思考のイメージを打ち立てるプルーストとともにドゥルーズが哲学の伝統に抗して哲学する。増補改訂後の決定版を新訳。
目次
第三版への前書き
第二版への前書き
第一部 もろもろのシーニュ
第一章 シーニュのタイプ
第二章 シーニュと真実
第三章 学習
第四章 芸術のシーニュと〈本質〉
第五章 記憶の第二の役割
第六章 系列と集団
第七章 シーニュの体系における多元主義
結 論 思考のイメージ
第二部 文学機械
第一章 アンチロゴス
第二章 箱と器
第三章 〈探求〉の水準
第四章 三つの機械
第五章 スタイル
結 論 狂気の現前と機能、蜘蛛
訳者あとがき
ISBN:9784588011276
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:270ページ
。価格:3000円(本体)
。発行年月日:2021年01月
。発売日:2021年01月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。