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国策紙芝居からみる日本の戦争

編:安田 常雄

紙版

内容紹介

戦時中、子供向けに作成された戦意発揚のための「国策紙芝居」。
そこでは敵国の指導者や兵士を鬼や虫に描き、日本の正統性を子供達に知らしめようとした。
1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像は不明なところが多い。
本企画では、神奈川大学の非文字資料研究センターに保存されている国策紙芝居240点から、戦争教育や戦意発揚に重要な役割を果たしたものをフルカラーで紹介。国策紙芝居が当時果たした役割を分析し、当時の戦争観や状況を知る。

目次

まえがき
目次
Ⅰ 解題篇(凡例、解題リスト、解題)
Ⅱ 論考篇(本文)
Ⅲ データ編
 戦時下紙芝居全国書誌
 附録1 復刻雑誌『紙芝居・教育紙芝居』広告等データ
 付録2 戦時下北海道内紙芝居データ
プロフィール
奥付

ISBN:9784585270447
出版社:勉誠出版
判型:A4
ページ数:350ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX