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知っておきたい お正月の手引書

著:東條 英利

紙版

内容紹介

しめ縄・鏡餅はなぜ飾る?
お年玉ってなんであげるの?
お正月っていつからいつまで?
知っていると誰かに話したくなる、本当のお正月!

目次

まえがき

第一章 いつからいつまでがお正月?―私たちの持つ当たり前の不思議
お正月に関する意識調査―お正月は日本の大切な伝統行事?
お正月の期間―意外と勘違いしやすい「お正月」の意味!?
元日―「元日」と「元旦」の違いとは?
三が日―「三が日」には特に文化的な意味はない!?
人日の節供―「一月七日」は「人の日」!この日に食べるものと言えばなんでしょうか?
おせち料理―それぞれの品目に込められた願いを考えながら食べてみよう!
五節供―「七夕」がダメで「ハロウィン」はOK!?ここが変だよ、日本の教育!
小正月―文化的な意味での「お正月」はこれにて終了!

第二章 天皇のお正月―祝日と祭日の違いから知る元日の意味
祝日と祭日―意味の違いが分かりますか?
四方節~天皇のお正月―天皇はどのようにお正月を迎えるのでしょうか?

第三章 お正月の準備―年神様を迎えるために
年神さま―新年を迎えるための年神さまとは?
年末の大掃除―年末の「大掃除」をする人が大幅に減ってる?
大掃除にみる神道的価値観の影響―小学校の「教室清掃」が日本の治安を守っている!?

第四章 「お正月」を飾ろう―門松・しめ飾り・鏡餅
門松―そもそも松がなければ神さまは来てくれない!? 
依り代の仕組み―モチーフとなった自然現象とは!?
しめ飾り―稲わらで出来た「しめ飾り」を飾ろう!
しめ縄プロジェクト―本物のしめ縄が失われたもう一つの理由
失われる日本文化―他にもある伝統の意志が失われた日本文化
鏡餅―なぜ、日本人はお正月にお餅を食べるの?
神さまを祀る―成功する人は神社へ足を運んでいる!?
直会―神さまのお下がりを頂いてパワーアップをする!
お年玉―なぜ、新年に子供たちにお小遣いをあげなければいけないの?
正月飾りを飾る時期―正月飾りはいつ飾り、いつ取り下げるのでしょうか?

第五章 私たちのお正月―正月行事いろいろ
初詣―初詣に有名な神社やお寺に行きたがる意外な理由とは?
氏神さま(氏神神社)―自分の氏神さま(土地の守り神)を知っていますか?
減少する神社―このままだと多くの神社がなくなってしまう!?
年越しそば―なぜ、年末になるとおそばを食べるのでしょうか?
若水取り―縁起の良い水で一年の邪気を払う!
初夢―初夢を見る日はいつ!?
書き初め―目標を書いて宣言通りの一年を実現しよう!
年賀状―ラインでの挨拶が年賀状ハガキを上回ってる!?
左義長・どんど焼き―お正月もいよいよエンディング!

あとがき

著者略歴

著:東條 英利
一般社団法人国際教養振興協会 代表理事、神社情報専門ポータルサイト「神社人」代表、神社文化評論家。1972年生まれ、埼玉県出身。第40代内閣総理大臣東條英機の直系の曾孫にあたる。2008年、全国の神社を検索する仕組みとして神社情報専門ポータルサイト「神社人」を起案。全国1万社以上のデータベース編集を行い、神社・神道の専門家として歩み始める。2013年、一般社団法人国際教養振興協会代表理事に就任。2015年、お正月の意味を知ってしめ縄づくりを体験する「しめ縄づくりプロジェクト」をスタート。米国ロサンゼルスを含め、全国各地の神社や公立小学校、一般企業などで本プログラムを開催する。現在、毎年1,500名ほどが参加。また、しめ縄用のわら生産のために岐阜県の東白川村とも連携し、限界集落の産業振興にも寄与する一方、全国一万人が参加するプロジェクトへ成長させるため、しめ縄づくりの指導者の育成も行う。この他、東京・大阪・名古屋をはじめ、広島、神奈川など全国各地で定例の研究会を主宰し、「日本人として知っておくべき文化や歴史」をテーマに、今まで400本以上の講演会やイベントを執り行っている。

ISBN:9784585230847
出版社:勉誠出版
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC6