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フーバー大統領が明かす 日米戦争の真実

編著:加瀬 英明
著:藤井 厳喜
著:稲村 公望

紙版

内容紹介

第二次世界大戦はどのような要因によって起こったのか、なぜ、アメリカが日本と戦わなければならなかったのか、本書は20世紀の途方もない悲劇に光を当てる。
第二次大戦当時のアメリカ大統領ルーズベルトの前任者、フーバー大統領の厖大な回想録『裏切られた自由』は世界に大きな話題を呼んだ。本書はこの回想録の内容を分析し、ひろく紹介するものである。
第二次大戦は欧米の民主主義諸国や日本を捲き込んで戦われたが、まったく不必要な戦争だった。
フーバーは、3年8カ月にわたった不毛な日米戦争は、「ルーズベルト大統領という、たった一人の狂人が引き起こした」と、激しく糾弾している。
読者は本書によって、目を大きく見開かされることとなろう。日本国民が正しい歴史観を学ぶために、本書がひろく読まれることを期待したい。

*本書は、『日米戦争を起こしたのは誰か―ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず』(2016年1月刊行)の主要部分を改訂して改題し、廉価版として広く提供するものです。

目次

第1章 “FREEDOM BETRAYED”を書いたフーバー大統領 加瀬英明
第2章 戦争を仕掛けたのは誰か 藤井厳喜・稲村公望・茂木弘道
第3章 ルーズベルトが犯した19の失策
第4章 戦争を望んだルーズベルトの狂気
あとがき 加瀬英明

著者略歴

編著:加瀬 英明
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。
著書に『昭和天皇の戦い』(勉誠出版)、『イギリス 衰亡しない伝統国家』(講談社)、『徳の国富論』(自由社)など。現在『加瀬英明著作選集』(勉誠出版)を刊行中。
著:藤井 厳喜
1952年、東京都生まれ。国際政治学者。早稲田大学政経学部卒。同年から85年までアメリカ留学。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。82年から近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」発行。
主な著書に『国境ある経済の復活―世界貿易戦争で敗北する中国とドイツ』(徳間書店、2018年)などがある。
著:稲村 公望
1947年、鹿児島県生まれ。岡崎研究所特別研究員、『月刊日本』客員編集委員。東京大学、フレッチャースクールに学ぶ。沖縄郵政管理事務所長、総務省政策統括官、日本郵政公社常務理事、日本郵便副会長を歴任。
主な著書に『黒潮文明論―民族の基層と源流を想う』(彩流社、2015年)などがある。

ISBN:9784585230670
出版社:勉誠出版
判型:新書
ページ数:168ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHK
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1KBB