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TOKYO1/4と考える オリンピック文化プログラム

2016から未来へ

編:東京文化資源会議 

紙版

内容紹介

オリンピックはスポーツの祭典であり、文化の祭典である。
これから4年間の「文化プログラム」(文化活動や発信)に向けて、すでに各地域のフロントランナーたちが走り出している。
全国の先行事例が一目でわかる! 文化プログラムに参加する人たちへ。

目次

はじめに 柳与志夫(東京文化資源会議事務局長)

Ⅰ オリンピック文化プログラムとは何か
「オリンピック文化プログラム」序論―東京五輪の文化プログラムは二〇一六年夏に始まる  太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術・文化政策センター長)

対談 オリンピックが「戦後」を終わらせる
青柳正規(文化庁長官)×御厨貴史(東京大学名誉教授)

Ⅱ フロントランナー、4人が語る!
回帰する都市 リノベーションする都市 隈研吾(建築家)
熱狂の中心を作り出すために 猪子寿之(teamLab代表)
みんな乗り込め キャラバン隊が行く 野田秀樹(劇作家)
二〇二〇年にTURNする 日比野克彦(現代美術家)

Ⅲ 文化プログラムのトリガー・文化資源
二〇二〇年へのレガシー 二〇二〇年からのレガシー 吉見俊哉(東京大学教授)
東京の文化資源の多様性と東京文化資源区構想の意義 
柳与志夫(東京文化資源会議事務局長)
「東京ビエンナーレ」が日本の地域を変える 中村政人(東京藝術大学教授)

Ⅳ 全国に展開する文化プログラム
個都・東京―東京文化資源区構想と東京オリンピック二〇二〇をめぐって
南後由和(明治大学専任講師)
水と土に育まれた「創造交流都市にいがた」 篠田昭(新潟市長)
過去・現在・未来に求められる地域活動―台東区谷中界隈の事例にもとづく考察
手嶋尚人(東京家政大学教授)
英国から、ふじのくに静岡へ―新たなレガシーが生まれる
岩瀬智久(静岡県文化・観光部文化政策課)
文化が開く京都の未来~創造、育成、交流~ 平竹耕三(京都市文化芸術政策監)
  地方から発信するBEPPU PROJECTの力 山出淳也(BEPPU PROJECT代表理事)
沖縄文化を世界へ ―二〇二〇年東京五輪を契機とした地域文化発信の可能性
杉浦幹男(沖縄県文化振興会文化芸術推進課プログラムディレクター)

資料編
【コラム①】二〇〇八年北京大会のギリシャ芸術展示館
【コラム②】二〇一二年ロンドン大会大英博物館が 文化プログラム会場に
【コラム③】アテネの地下鉄ミニミュージアム
【コラム④】ナショナルハウス
舛本直文(首都大学東京教授)

ISBN:9784585200437
出版社:勉誠出版
判型:A5
ページ数:264ページ
定価:2500円(本体)
発売日:2016年03月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC