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バスケットボール・プラネット 3

Basketball Planet VOL.3 強固なディフェンスを考察する。

編著:バスケットボール・プラネット

紙版

内容紹介

バスケットボールをもっと学びたいすべての人へ

“革新的紙上セミナー"の第3弾はディフェンスを考察



指導者として、プレーヤーとしても重要なことは「上質な問い」を立てること。その問いの答えを探し続ける過程こそが、技術の成長過程だと考えるからです。この本は、読まれる方に「正解」を提示するのではなく、「問い」を提示することを目的としています。シリーズ第3弾のテーマは『ディフェンス』です。




東京オリンピックにおいて、男子日本代表は世界トップレベルのチームを相手に拮抗した戦いを見せ、女子日本代表は銀メダルという素晴らしい成績を収めました。しかし、日本バスケットボール協会のテクニカルレポートを読み解くと、ディフェンスでは課題が残る大会であったと言えます。今後、日本が世界のトップを目指すとなれば、ディフェンス力の問題は避けて通れません。単に能力任せのディフェンス力ではなく、組織的なディフェンス力、そしてディフェンスIQとも言えるような「賢さ」を備えるにはどうすればよいのか、一緒に考えましょう。

目次

introduction

鈴木良和 (株式会社ERUTLUC)

『世界のトップを目指すために』



part.1 指導者が語るディフェンス

前田顕蔵(秋田ノーザンハピネッツ ヘッドコーチ)

『チーム全員でボールを狩りに行く』



幸嶋謙二(神奈川大学 男子バスケットボール部監督)

『成功体験の積み重ねが選手の意識を変える』



木村 功(愛知学泉大学 女子バスケットボール部監督)

『原則を守りながら修正を加えていく』



稲葉弘法(つくば秀英高校 男子バスケットボール部監督)

『自分たちから積極的に仕掛ける』



井上眞一(桜花学園高校 バスケットボール部コーチ)

『特別なことはせず基本を徹底する』



尺野将太(山形ワイヴァンズバスケットボールアカデミー チーフディレクター/15女子ヘッドコーチ)

『基準を知ったうえで駆け引きを身につける』



田島 稔(相模女子大学中学部 バスケットボール部コーチ)

『適切なポジションで狙いを正しく理解する』



上田康徳(バスケットボールコーチ/三遠ネオフェニックスU18前ヘッドコーチ)

『対話を重ねて判断能力を育む』



part.2 科学的な視点からディフェンスを考える

小谷 究(流通経済大学スポーツ健康学部スポーツコミュニケーション学科 准教授)

『ゾーンディフェンスの歴史』



飯田祥明(南山大学体育教育センター/理工学部准教授)

『反応動作としてのディフェンス』



若月 翼(中京大学大学院スポーツ科学研究科実験実習助手)

『運動共感に潜む優れたディフェンスのヒント』



田中愛理(東京家政大学共通教育推進室期限付助教)

『ディフェンスと体力の関係』



conclusion

鈴木良和 (株式会社ERUTLUC)

『ディフェンスへの好奇心』

ISBN:9784583115238
出版社:ベースボール・マガジン社
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年07月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF