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半藤先生の「昭和史」で学ぶ非戦と平和

復興への道のり 1945-1989 上

GHQ、日本国憲法、東京裁判

著:半藤 一利

紙版

内容紹介

「きちんと読めば、歴史は将来にたいへん大きな教訓を投げかけてくれます」。

シリーズ「半藤先生の『昭和史』で学ぶ非戦と平和」は、2021年に亡なくなられた半藤一利さんの昭和史に関する4冊の著書『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』『B面昭和史 1926-1945』『世界史のなかの昭和史』をそれぞれ2分冊にして全8巻にまとめ直し、若い読者にも読みやすく再編集したものです。

本書は『昭和史 戦後篇 1945-1989』を近現代史学習の基本図書として再編集。
小学5年生以上で学習する漢字にはふりがなをふり、巻末には新たに解説と索引を追加しました。

焼け跡からの復興、東京裁判、講和条約、高度経済成長、バブル崩壊の予兆。
現代日本のルーツを知り、私たちの未来を考えるために必ず読んでおきたい戦後昭和史。

目次

はじめの章 天皇・マッカーサー会談にはじまる戦後
第一章 無策の政府に突きつけられる苛烈な占領政策
第二章 飢餓で〝精神〟 を喪失した日本人
第三章 憲法改正問題をめぐって右往左往
第四章 人間宣言、公職追放そして戦争放棄
第五章 「自分は象徴でいい」と第二の聖断
第六章 「東京裁判」の判決が下りるまで
第七章 恐るべきGHQの右旋回で……
第八章 朝鮮戦争は〝神風″であったか

解説
関連年表
参考文献
索引

著者略歴

著:半藤 一利
半藤 一利:1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書に『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『「真珠湾」の日』(以上、文藝春秋)、『幕末史』(新潮社)、『B面昭和史 1926–1945』『世界史のなかの昭和史』『墨子よみがえる──“非戦”への奮闘努力のために』(以上、平凡社)など多数。『昭和史 1926–1945』『昭和史 戦後篇 1945–1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2015年、菊池寛賞を受賞。2021年1月逝去。

ISBN:9784582454673
出版社:平凡社
判型:A5
ページ数:336ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ