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『新しき土』の真実

戦前日本の映画輸出と狂乱の時代

著:瀬川 裕司

紙版

内容紹介

「日独防共協定の産物」として語られてきた原節子主演の伝説的映画『新しき土』の真実とその時代を、日独双方の視点から明かす力作。

著者略歴

著:瀬川 裕司
1957年、広島県生まれ。明治大学教授。専門は映画学およびドイツ文化史。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。主な著書に『ナチ娯楽映画の世界』『ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディ』『﹃新しき土﹄の真実──戦前日本の映画輸出と狂乱の時代』(以上、平凡社)、『映画都市ウィーンの光芒』(青土社)、『美の魔力 レーニ・リーフェンシュタールの真実』(パンドラ、文化庁芸術選奨新人賞)、『﹃サウンド・オブ・ミュージック﹄の秘密』(平凡社新書)、訳書にダニエル・ケールマン『名声』(三修社)、ハンス・ツィシュラー『カフカ、映画に行く』(みすず書房)ほか多数。

ISBN:9784582282641
出版社:平凡社
判型:A5
ページ数:376ページ
定価:4500円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF