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性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか

著:マリーケ・ビッグ
訳:片桐恵理子

紙版

内容紹介

医学はいつになったら「本当の科学」になるのか?

「心臓発作は“ヒステリー”」
「HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)は“女性だけの病気”」
「卵子は“精子をただ待つ無力な存在”」…

心疾患、骨、幹細胞、更年期、セックス、ホルモン、そして生殖。
長らく「男性の身体」だけを基準としてきた医学は、いつしかあらゆる領域に男性優位主義を浸透させ「非男性の身体」の声を聞くことなく発展した結果として、人間を測りまちがい、不平等を温存し、健康を害しつづけている。
この現状をいかに正し、医学と科学をいかに未来に導くべきか。医療をジェンダーバイアスから解放し、「すべての身体」を救うものにするための必読書。

ISBN:9784575318234
出版社:双葉社
判型:4-6
ページ数:328ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD