日本の皆様へ
第Ⅰ部 昨日の子どもたち:今日の母親と父親
第1章 親を大切にすること
親を支援する専門家を支援する
アタッチメントと適応の動的-成熟モデル
DMMによる統合的支援
〈重要な概念と用語〉
第2章 DMM入門:12のきわめて重要な概念
人生の文脈:遺伝子から文化まで
発達の可能性:多様性と変化
適応不全の支援
結 論
〈重要な概念と用語〉
第Ⅱ部 発達過程
第3章 早期の子ども時代:家庭で安全に過ごすことを学ぶ
保護、危機、そしてアタッチメント対象
乳児期(出生から1~2歳)
就学前期(2~5歳):前操作期への移行と媚び行動
〈重要な概念と用語〉
第4章 学校に行くこと:複雑な世界に取り組む
学童期(およそ6~12歳)
強迫的Aタイプ方略を用いる子どもの問題
威圧的Cタイプ方略を用いる子どもの問題
A/Cタイプ方略を用いる子どもの問題
青年期(思春期~16歳)
結 論
〈重要な概念と用語〉
第5章 大人になること:愛することと離れること
成人移行期(16~25歳)
昨日の子どもたち
〈重要な概念と用語〉
第Ⅲ部 情報処理
第6章 未来を想起する:心的表象過程
7つの情報変換
傾性表象(DRs)
行動するための傾性表象の選択
結 論
〈重要な概念と用語〉
第7章 親は子どもの表象にどのように影響を与えるのか
表象と保護方略
再構成、トラウマ、抑うつ、失見当、および禁止された否定的情動の侵入
危機の知覚は行動にどのように影響するのか
親の方略は子どもの方略にどのように影響するのか
〈重要な概念と用語〉
第8章 表象と子どもを危険に晒す子育て
なぜ親はそのように行動するのか
子どもの対人関係障害
情報変換とDRsのアセスメント
仮説と今後の研究課題
結 論
〈重要な概念と用語〉
第Ⅳ部 親の傾性表象
第9章 クラスター1 子どもを保護する通常の行動の歪曲:子どもへの過小反応
混合した傾性表象(DRs)から生じる一貫性の欠如
競合する母親と父親のDRsから生じる一貫性の欠如
注意散漫から生じる一貫性の欠如
夫婦の問題と一貫性の欠如
クラスター1の結論
結 果
〈重要な概念と用語〉
第10章 クラスター2 子どもを保護する通常の行動の歪曲:子どもへの過剰反応
喪失の恐怖:障害と想像された医療上の脅威
子どもが間違ったことをするという恐怖:罰と児童虐待
移民の集団
子どもたちにもたらされる結果
結 論
〈重要な概念と用語〉
第11章 クラスター3 歪曲された知覚:子どもの中に自己を見る
私/あなたを慰めて:親による近親姦
キスしてちょうだい:配偶者化
ああ、どうしよう! 私できないわ!:母親の強迫的パフォーマンスと産後うつ病
もう二度としない:未解決のトラウマの長期的影響
結 論
〈重要な概念と用語〉
第12章 クラスター4 不明瞭な知覚:消失する子ども
うつ病と不十分な養育
予測不能で変化する危険な親の行動
三角関係化する親行動
失見当的な親行動
〈重要な概念と用語〉
第13章 クラスター5 正確な情報の代わりに誤った情報を用いる歪曲:子どもが脅かされていると誤解する
ケイトとザ・カッターズ:ハードロックのように極端に気分が上下するバランス探求
知覚された現在進行形の脅威
子どもの死
クラスター5を理解する
〈重要な概念と用語〉
第14章 クラスター6 正確な情報の代わりに命に関わる妄想的情報を用いる歪曲:子どもが脅威であると誤解する
Aタイプの例
Cタイプの例
子殺し
自分の子どもを意図的に殺す親を理解する
子どもの死を防ぐ
〈重要な概念と用語〉
第Ⅴ部 支援への統合的アプローチ
第15章 家族へのDMMによる統合的支援
DMMによる統合的支援の原則
親に対するDMMによる統合的支援プロセスの開始
セラピーの目標を促進するためにアタッチメントを用いる
適 応
〈重要な概念と用語〉
第16章 うまくいかなくなる時
支援の問題
社会的養護に代わる方法
IASA家庭裁判所アタッチメント・プロトコル
里親制度と社会的養護
私たちが知らないことを学ぶための研究
〈重要な概念と用語〉
第17章 個別化された支援に関連するアセスメント
どのようなアセスメントが必要なのか?
支援開始前に私たちが知っておくべきこと
アセスメントとは何か?
アタッチメントと情報処理のアセスメント
禁忌事項:誤った支援を避ける
フォーマルなアセスメントに続く継続的アセスメント
〈重要な概念と用語〉
第18章 機能フォーミュレーションと支援計画
機能フォーミュレーション
機能フォーミュレーションの要素
家族機能フォーミュレーションの作成
専門家の役割
アタッチメント、決定的要因、事例計画
〈重要な概念と用語〉
第19章 DMMによる統合的支援:3つの事例
軽度で一時的な機能不全(正常な子育て)
中等度の機能不全(クラスター3)
重度の養育機能不全(クラスター5)
結 論
〈重要な概念と用語〉
第20章 子どものために親にしてほしいことを親にしましょう
DMMによる統合的支援
育児、生存、そして文化
10の提言
生き残ることから癒やされることを通じて生きることへ
〈重要な概念と用語〉