序 章 こころと脳(安部博史)
1 科学的視点で捉える「こころ」の仕組み
2 脳をイメージする
3 脳の機能と多彩な部位の役割(機能局在)
第1章 脳を見る(池上将永)
1 脳を構成する細胞
2 脳活動の仕組み
3 脳の解剖学的構造
第2章 見る、聴く(安部博史)
1 視覚と脳
2 聴覚と脳
第3章 においを嗅ぐ(小林剛史)
1 においを感じる仕組み
2 においの情報処理のメカニズム
3 ヒトにフェロモンは存在するか
4 “Orthonasal”経路と“Retronasal”経路
5 汗や体臭で無意識に伝わる情報
6 その他の研究動向
第4章 ことばを話し、理解する(古川 聡)
1 人は左脳で語る
2 失語症患者で認められる多様な症状
3 失語症の中枢メカニズム
4 書字の障害
5 失認症と失行症
6 半側空間無視
7 言語と脳に関する最近の研究
第5章 恐れる、不安になる(豊島理公)
1 情動とは
2 情動をつかさどる脳機構
3 情動と関連した精神疾患
第6章 脳を計測する(池上将永)
1 非侵襲脳機能計測とは
2 さまざまな非侵襲脳機能計測法
第7章 学び、記憶する(川邉光一)
1 学習・記憶とは
2 学習・記憶の脳内機構
第8章 知能とAI(守屋彰悟)
1 知能を構成する因子
2 知能と脳
3 知能と神経回路
4 知能と遺伝
5 AI(人工知能)とは
6 AIの歴史
7 機械学習
8 深層学習とニューラルネットワーク
9 シンギュラリティ
第9章 心脳問題(森元良太)
1 心身二元論
2 論理的行動主義
3 心脳同一説
4 機能主義
5 機能主義の問題点
6 機能主義以外の唯物論
7 唯物論の問題点
第10章 発達する脳、発達が障害された脳(安部博史)
1 神経系の始まり
2 神経幹細胞と脳の発達:ニューロン生成のメカニズム
3 シナプス刈り込みと髄鞘化(ミエリネーション):脳の成長と機能向上のプロセス
4 脳室と脳脊髄液
5 臨界期と感覚剝奪:脳の発達における経験の重要性
6 脳の発達と青年期の心理的課題
7 発達障害とは
8 ディスレクシア(読字障害)
9 注意欠如多動症(ADHD)
10 自閉スペクトラム症
11 認知症
第11章 食 欲(小宇田智子)
1 太っている人が増えている?
2 恒常的調節
3 報酬系調節
第12章 睡 眠(古川 聡)
1 生物リズムとその中枢メカニズム
2 睡眠の基本的特徴
3 睡眠-覚醒リズムの障害と睡眠疾患
第13章 ストレスと精神の病(川邉光一)
1 統合失調症
2 うつ病
3 ストレスと心身の健康
第14章 依存と嗜癖(池上将永)
1 依存とは何か
2 薬物依存の神経基盤
3 行動嗜癖の神経基盤
第15章 脳の疾患と障害(守屋彰悟)
1 神経系
2 麻 痺
3 脳血管疾患(脳卒中)
4 脳梗塞
5 脳出血
6 くも膜下出血
7 脳腫瘍
コラム1 自閉スペクトラム症(ASD)における社会性の障害(豊島理公)
コラム2 共感性と脳の仕組み(豊島理公)
コラム3 社会性の発達(豊島理公)