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21世紀の比較教育学

グローバルとローカルの弁証法

著:ロバート・F・アーノブ
著:カルロス・アルベルト・トーレス
著:スティーヴン・フランツ

紙版

内容紹介

グローバル化した世界における学校と社会の関係を、ローカルで多様な局面でとらえる。経済、社会、教育システムにわたり絶えず進化するテキストの第4版。

目次

日本語版への序文
序章  比較教育学の再構築――グローバルとローカルの弁証法
   (ロバート・F・アーノブ)
第1章 専門技術主義、不確実性、倫理――ポストモダンとグローバル化時代の比較教育学
   (アンソニー・ウェルチ)
第2章 制度化する国際的影響関係
   (ジョエル・サモフ)
第3章 国家・社会運動・教育改革
   (レイモンド・モロウ、カルロス・アルベルト・トーレス)
第4章 文化と教育
   (ヴァンドラ・リー・メイズマン)
第5章 比較教育学的観点から見たアイデンティティの問題
   (クリスティーン・フォックス)
第6章 教育の平等性――新たな千年期から見た比較研究60年間の成果
   (ジョセフ・P・ファレル)
第7章 21世紀における女性の教育
   (ネリー・P・ストロムクィスト)
第8章 教育の統制――集権化と分権化の問題と葛藤
   (マーク・ブレイ)
第9章 ポストコロニアルな変革における成人教育・コミュニティ教育の役割を考えるためのリテラシー論
   (アン・ヒックリング=ハドソン)
第10章 オーストラリア、イギリス、アメリカにおける教育改革の政治経済学
    (ジャック・キーティング、ローズマリー・プレストン、ペニー・ジェーン・バーク、リチャード・ヴァン・ヘルトゥム、ロバート・F・アーノブ)
第11章 グローバル化時代における高等教育の再編成――他律的モデルに向かうのか
    (ダニエル・シュグレンスキー)
第12章 ラテンアメリカの教育――依存と新自由主義から開発への代替的道へ
    (ロバート・F・アーノブ、スティーヴン・フランツ、カルロス・アルベルト・トーレス)
第13章 アジア・太平洋地域の教育――いくつかの持続する課題
    (ジョン・N・ホーキンズ)
第14章 中東の高等教育
    (ザバナ・ミール)
第15章 東欧および中欧の教育――グローバル化状況におけるポスト社会主義の再考
    (イべータ・シローバ、ベン・エクロフ)
第16章 アフリカにおける万人のための教育――追いつくのではなく、先導役になる
    (ジョエル・サモフ、ビデミ・キャロル)
第17章 ヨーロッパ教育圏の政治的構築
    (アントニオ・テオドロ)
第18章 比較教育学――グローバル化とその不満に関する弁証法
    (カルロス・アルベルト・トーレス)

ISBN:9784571101687
出版社:福村出版
判型:A5
ページ数:730ページ
定価:9500円(本体)
発行年月日:2014年03月
発売日:2014年03月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JND