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PHP新書

無理をして生きてきた人

著:加藤 諦三

紙版

内容紹介

●いつも正しく生きているのに、なぜかトラブルが多い
●人が楽しそうにしているのが気に入らない
●なぜだか、その人にイライラさせられる
●「温かい無関心」を求める人 ……

 ――家族の中で我慢してきた「不幸な良い子」だった人へ

 幸せになるために、まず自分の不幸を受け入れること。

 相手の何気ない言動で、なぜか急に不快になってしまう。どこか冷めたところがあって、心から楽しいと思ったことがない。生きることに疲れてしまうことがある――子供の頃から「不幸な良い子」だった人は、自分が軽く扱われてきたことに気づかず、心が疲れてしまったのかもしれない。長年、心理学を通して人生を探究し続けた著者が、我慢して生きてきた人に向けて激励のメッセージを送る。

 〈本書の構成〉

 第1章 ちょっとしたことで悩む理由

 第2章 軽く扱われて生きてきた

 第3章 記憶に凍結された恐怖とは

 第4章 幸せになるには、まず不幸を受け入れる

著者略歴

著:加藤 諦三
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」は半世紀ものあいだレギュラーパーソナリティを務める。著書は、『悩まずにはいられない人』『メンヘラの精神構造』『パワハラ依存症』(以上、PHP新書)など多数ある。

ISBN:9784569856735
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:240ページ
定価:1030円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX