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暗号に敗れた日本

太平洋戦争の明暗を分けた米軍の暗号解読

著:原 勝洋
著:北村 新三

紙版

内容紹介

太平洋戦争開戦直前の日米交渉、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、山本五十六連合艦隊司令長官機の撃墜、大和特攻……。約40年前、戦史研究家の野村實がもらした言葉、「あのころに、どれだけ米軍が日本側の暗号を読めていたのか、実は本当のところはほとんどわかっていないんだよ」という一言から、著者(原)の「暗号解読の実像を明らかにする」研究の旅は始まった。以来、何度もの米国の新たな史料公開の度に、暗号解読の事実発見を繰り返し、一歩一歩、実像に近づいて行った。本書では、貴重な米国史料を多数実例として示しながら、太平洋戦争時の米軍の日本外交暗号、日本海軍暗号の解読ぶりを明らかにする。また、当時の暗号についての基礎知識を、電波工学の権威である北村新三が解説し、日米の暗号戦のすべてを描いた、決定版的一冊である。

ISBN:9784569815527
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:424ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2014年08月
発売日:2014年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW