最高指導者の条件
新版
著:李 登輝
紙版
内容紹介
2013年4月10日、沖縄県・尖閣諸島周辺海域での漁業をめぐる日本と台湾の18年越しの懸案が解決した。両国間の漁業協定の締結に向けた交渉は1996年に始まり、2009年からの民主党政権時代には中断していたが、安倍総理のリーダーシップのもと再開され、協定は調印された。▼台湾の漁民のためにも早期妥結を望んできた李登輝元総統は「歴史的快挙だ」と安倍総理の指導力を高く評価するとともに、「尖閣諸島の漁業権が解決された以上、日台の友好の親善を阻むものは何もない。日台は中国共産党の圧力に屈してはならない」と表明した(特別論考「最高指導者・安倍総理へのエール」、本書所収)。この日台友好関係を背景にした取り決めは、尖閣を力ずくで奪取する構えを見せる中国への牽制となるだろう。▼上記論考と合わせて、李登輝元総統が5年前に書き下ろした『最高指導者の条件』を一部改訂のうえで復刊。すべてのリーダーが読むべき名著である。
ISBN:9784569813202
。出版社:PHP研究所
。判型:4-6
。ページ数:256ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2013年05月
。発売日:2013年05月17日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。