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奪われた古代の宝をめぐる争い

著:シャロン・ワックスマン
訳:櫻井 英里子

紙版

内容紹介

なぜ、ロゼッタ・ストーンは大英博物館にあるのか?▼大英博物館や、ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館など、世界有数の美術館には、世界各地の古代美術品が収蔵されている。▼戦利品として持ち帰ったものもあれば、なかば詐欺のように出土国から持ち出されたものもあり、古代の宝を手に入れるために、ときには遺跡そのものを破壊することさえ厭わなかった。▼現在、エジプト、ギリシャ、トルコ、イタリアといった古代美術品の出土国は、美術館に対して美術品の返還要求を行っており、裁判にまでなっているケースもある。▼古代美術品はどのような経緯をへて美術館へとたどりついたのか。出土国と美術館、両者の間で、今、何が起こっており、古代美術品はどちらにあるべきなのか。▼豊富な取材で解き明かされたこととは…。

ISBN:9784569797106
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:528ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2011年06月
発売日:2011年06月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC