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寒暖700年周期説

著:西岡 秀雄

紙版

内容紹介

地球温暖化の原因は、CO2だけではない!▼今から700年前の鎌倉時代に起きた歴史的事件、元寇。日本を救ったのは神風という一自然現象であった。▼一見、偶然と思えるような現象の中に、人間の生活や歴史を動かす大きな力を持った法則を感じずにはいられない。▼著者の「700年周期説」によると、最寒気だった鎌倉時代から数えると、700年後の21世紀半ばには最暖気を迎える。昨今の温暖化はその道筋に過ぎない。今日が暖気に向かっているのは異常でもなんでもないことなのだ。▼本書では、過去と未来をつなぐ気候の一定法則、古代日本でも見ることができたオーロラ現象や年輪に表われる寒暖の気候変化、土偶の顔や貝塚から発掘される魚介類の種類から気候を読み解く、和歌山に残されているアシカの不思議、歴史に残る大地震の奇妙な周期、暖気異変で世界はどう変わるのかなど、700年周期説によって気候と歴史の関連を説き、これからの未来を予測。

目次

●序章 歴史の陰に“気候”あり ●第1章 “七百年周期”その不思議な正体 ●第2章 神武東征は異常気象が原因だった ●第3章 『太平記』が教える真実 ●第4章 鎌倉仏教の繁栄、もう一つの秘密 ●第5章 屋根勾配が示す雨乾の証明 ●第6章 石器時代、雪メガネがあった ●第7章 貝塚でわかった日本石器時代の上限 ●第8章 地名にしるされた七百年周期 ●第9章 花見とピタリ一致する七百年周期 ●第10章 日本文化を動かしている見えない法則 ●第11章 首都変遷を決定したもう一つの力 ●第12章 七百年周期で証明する騎馬民族説 ●第13章 近々、大地震がやってくる ●第14章 必ず暖化する日本列島 ●第15章 七百年周期説でわかる“これからの世界” 

ISBN:9784569701691
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:216ページ
定価:950円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年07月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ