新訳 ローマ帝国衰亡史
著:エドワード・ギボン
編訳:中倉 玄喜
紙版
内容紹介
ローマ人は、なぜかくも壮大な帝国を築き、そして滅んでいったのか? 西洋古代の大帝国一千五百年の歩みを通して、近世最大の歴史家であるギボンが描いた「滅びの理」とはいかなるものか? ▼歴史的事実の羅列にとどまらず、人間の行動の背後にある「歴史の法則」といったものにまで考察を加えた『ローマ帝国衰亡史』。それゆえ、1776年二月に原書の初巻が発売されるや、たちまち希代の名著としての地位を確立する。▼ノーベル文学賞をしたイギリスの首相ウィンストン・チャーチル、インドの首相ネルー、経済学者アダム・スミス、哲学者バートランド・ラッセル……。本書は、多くの著名人をも魅了したこの不朽の傑作のなかから、各時代の代表的な章をそれぞれ選び、編訳して一冊にまとめたものである。▼西欧の画期的繁栄を精神面で支えるなど、欧米で多くの読者を魅了してきたギボンの『ローマ帝国衰亡史』。この歴史的名著が一冊で読める待望の決定版である。
目次
●初代皇帝アウグストゥスがあたえた指針 ●寛容な宗教政策 ●哲人皇帝の人柄 ●反乱軍、元老院議員デキウスを皇帝に ●帝国の再建者ディオクレティアヌス ほか
ISBN:9784569611228
。出版社:PHP研究所
。判型:A5
。ページ数:512ページ
。定価:2700円(本体)
。発行年月日:2000年09月
。発売日:2000年09月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHDA。