内容紹介
色はなぜ見えるのか。われわれ人間が見ている世界は、本当に見えている通りなのか?江戸の流行色、空や海、植物など人間を取り巻く自然の色、神話の色彩観、誤解された色、脳が作るトリックの世界等々、古今東西の色と視覚にまつわる現象を自在に説く、色彩の科学と文化論。
著者略歴
著:小町谷 朝生
1957年、東京芸術大学美術学部工芸科卒業。東京芸術大学名誉教授。愛知県立芸術大学、新潟大学を経て、東京芸術大学教授、文星芸術大学特任教授を歴任。色彩現象を中心に、造形上の色彩効果を研究。近年は視覚作用、人間学としての色彩研究をテーマとしている。日本色彩学会前会長。形の文化会理事。一般社団法人流行色協会理事長。著書に『色彩の発見』(NHK出版)、『キュクロプスの窓』(共著、日本出版サービス)、『色彩のアルケオロジー』『視覚の文化』『色彩と感性のポリフォニー』(以上勁草書房)などがある。
ISBN:9784562047284
。出版社:原書房
。判型:A5
。ページ数:381 32ページ
。定価:3400円(本体)
。発行年月日:2011年09月
。発売日:2011年09月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AFT。