会計システム理論
著:出口 弘
紙版
内容紹介
財務会計の複式簿記によるシステム記述を、実物計測の複式状態空間のモデル上でのストック・フローダイナミクスへ拡張し、サプライチェーンや組織間連携単位、地域や国のレベルでのさまざまなマネジメントへの利活用を目指す。
目次
序章 本書の範囲と目的
第1部 多元実物簿記と生産会計(複式簿記の状態記述とその数式表現;会計公準の拡張と多元簿記に基づく生産会計)
第2部 生産会計の応用と非財務情報(生産会計と投入産出仕訳;非財務情報と環境会計)
第3部 複式システムの数式表現に基づく会計情報処理(データフロー型の多元会計情報システム;実物複式簿記に基づいたリアルタイム・エコノミーとリアルタイム監査)
付録(代数的多元簿記の公理的基礎;代数的多元簿記の情報処理システム)