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イチからつくる

のり(接着剤)(せっちゃくざい)

編:早川 典子
編:宇髙 健太郎
絵:水上 みのり

紙版

内容紹介

現在一般的につかわれているのりといえば化学的な「合成のり」がほとんどだ。この絵本では、主人公のこどもたちがおばあちゃんに教わりながら、お米や小麦粉から「でんぷんのり」をつくって障子の張り替えに挑戦したり、動物の骨から「ニカワ」をつくってうちわやミニあんどんをつくってみたりする。また、でんぷんのりやニカワが日本の伝統文化を支えてきたことも紹介。

目次

・やぶいちゃった障子の張りかえと、ごはんのなぞ
・お米や小麦粉からつくる〈デンプンのり〉
・〈のり・接着剤〉は、あらゆるところに使われている
・古くから〈のり〉として使われてきたウルシとニカワ
・紙や布を貼るための、水にとけるやさしいのり
・〈のり・接着剤〉には、どんな種類があるのだろう?
・なぜ、くっつくのか? そこにはいろんな力が働いている
・〈デンプンのり〉なら、イチからつくることができる!
・デンプンにタンパク質やウルシをまぜて使う
・ニカワって、ゼラチンのことだったんだ!
・デンプンのりや、ニカワは文化財の修復に大切なもの
・ニカワをつくってみよう!
・ニカワで、絵の具や墨をつくってみよう
・デンプンのりやニカワで、うちわの修理や行灯をつくってみよう
・イチからつくって、みえてきたこと

著者略歴

編:早川 典子
東京工業大学社会理工学研究科修了。博士(文化財)。東京文化財研究所修復材料研究室長。東京芸術大学大学院併任教授。文化財保存修復学会業績賞、工業技術賞等。文化財の修復に関わる高分子材料の研究を専門とする。
編:宇髙 健太郎
東京藝術大学文化財保存学保存修復日本画研究室修了。博士(文化財)。独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存修復科学センター客員研究員。
絵:水上 みのり
札幌生まれ。店舗設計会社を退職後、セツ・モードセミナーに入学、卒業。

ISBN:9784540191695
出版社:農山漁村文化協会
判型:AB
ページ数:32ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:TDC