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マネジメントに活かす歩合給制の実務

著:西川 幸孝

紙版

内容紹介

マネジメントにおいて歩合給制が持つ意味とその活用法を述べた実務家必携の書! 営業職やサービス職、ドライバー職などに幅広く導入されている歩合給制は、労働基準法で「出来高払制その他の請負制」と定義されており、割増賃金の計算や年次有給休暇の賃金も方式が異なります。 また、賃金が低額になった場合の「保障給」の設定が義務づけられています。 本書は、歩合給制の法的位置づけを明らかにし、特にあいまいになりがちな保障給のあり方やその規定例を示すと同時に、歩合給制において頻出する労働条件の不利益変更や定額残業代の問題についても裁判例等を踏まえて対処法を具体的に提案しています。 マネジメントの観点では、歩合給と動機づけや行動誘引の関係、人件費の一部変動費化によるメリットやその限界についても明らかにしました。 歩合給に関する数少ない書籍であり、歩合給制の導入企業やこれから導入を検討している経営者・実務者に手に取っていただきたい一冊です。

目次

第1章 歩合給制の現状と歴史
第2章 歩合給制の法的側面
第3章 歩合給制と経営合理性
第4章 賃金とモチベーション、ルール支配行動
第5章 歩合給制度の実務考察
第6章 歩合給制度と労働条件の不利益変更
第7章 歩合給・出来高制のすすめ
資料編

ISBN:9784539724729
出版社:日本法令
判型:A5
ページ数:188ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2016年05月
発売日:2016年05月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ