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子どもに学ぶ精神科医のココロエ

著:井上 勝夫

紙版

内容紹介

神経発達症から起立性調節障害、いじめ等。「いつも患者に教わっている」という児童精神科医が語る、当事者に学ぶ姿勢とは。

目次

1 私はいつも迷っている。だから、いつも患児から教わっている。
2 小児の発達障害において病識を獲得させることの是非をめぐって
3 自閉スペクトラム症診断における先入観の克服
4 大人の自閉スペクトラム症の過剰診断
5 ADHD診療実践における前提と留意点
  ――診断・治療の誤りを避けるために
6 大人のADHDにおいて一般精神科医が児童精神科医へ求めるコンサルテーション
7 発達障害とうつ病
8 働くことと自閉スペクトラム症
9 多彩な身体愁訴が前面に現れる精神疾患
10 子どもの心身症・身体症状──こころの発達課題から脳科学まで
11 起立性調節障害と不登校──児童精神科医から伝えたいこと
12 子どものいじめをめぐって――その深層と対応
13 いじめの基本的理解、予防と早期発見・DV家庭の児童・生徒の被害をみつけたとき
14 特別支援教育に関連する精神疾患
15 発達障害者が引き起こす二次障害へのケアとサポートとその前提
16 児童精神科医からみた子どもとSNSの問題

著者略歴

著:井上 勝夫
前・北里大学医学部地域児童精神科医療学特任准教授

ISBN:9784535985261
出版社:日本評論社
判型:4-6
ページ数:204ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ