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常微分方程式入門

物理を使うすべての人へ

著:大信田 丈志

紙版

内容紹介

常微分方程式は応用数学の出発点だ。何が本質で重要かを考えながら行ってきた、物理工学系1年生の授業から生まれた画期的入門書。

目次

第0章 何が始まるんです?
第1章 導関数と原始関数
 1-1 常微分方程式とは
 1-2 ずらして引くのが導関数
 1-3 千里の道も一歩から
第2章 1階の常微分方程式
 2-1 差分による数値解
 2-2 差分による解析解
 2-3 積分による解析解
 2-4 その他の解法と補足
第3章 2階の常微分方程式への序論
 3-1 2階微分の意味:加速度そして隣接3項漸化式
 3-2 固有値問題
 3-3 1階化による解法
第4章 線形同次な方程式
 4-1 解の重ね合わせ
 4-2 指数関数の本領:振動問題そして複素等比数列
 4-3 Eulerの公式で解ける線形同次方程式
 4-4 特別な解法を必要とする線形同次方程式
第5章 線形同次でない方程式
 5-1 線形非同次方程式
 5-2 非線形方程式
第6章 まとめ
参考図書および引用文献
巻末補遺
 A 冪と指数法則
 B 重要な初等関数
 C 逆関数
 D 微分と積分の計算
 E 関数を扱いやすい形にする技法
 F オーダー記号
 G ベクトルと行列
練習問題略説

著者略歴

著:大信田 丈志
鳥取大学工学部機械物理系学科複雑系数理工学研究室。助教

ISBN:9784535798328
出版社:日本評論社
判型:菊判
ページ数:336ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PBK