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ヘルマン・ヴァイル 連続体

解析学の基礎についての批判的研究

著:ヘルマン・ヴァイル
訳:田中 尚夫
訳:渕野 昌

紙版

内容紹介

19世紀末に起こった集合論の逆理に始まる数学の危機に対し、数学の基礎や解析学をどのように構築すべきかを論じた一冊。

目次

第1章 集合と関数(数学的概念形成の分析)
 論理編
  1.1 性質,関係,存在
  1.2 判断の組合せの原理
  1.3 論理的推論.公理的方法
 数学編
  1.4 集合
  1.5 自然数.リシャールの逆理
  1.6 数学的作業過程の反復.解析学の悪循環
  1.7 代入原理と反復原理
  1.8 基礎の最終的な定式化 ― 理想元の導入
  結語

第2章 数の概念と連続体(無限小計算の基礎)
  2.1 自然数と個数
  2.2 分数と有理数
  2.3 実数
  2.4 数列.収束原理
  2.5 連続関数
  2.6 直観的な,あるいは数学的な連続体
  2.7 量と測度数
  2.8 曲線と面

解説
附録:集合論・数学基礎論の20世紀における展開
原著者ヘルマン・ヴァイルについて

著者略歴

訳:田中 尚夫
法政大学名誉教授
訳:渕野 昌
神戸大学大学院システム情報学研究科教授

ISBN:9784535787537
出版社:日本評論社
判型:A5
ページ数:188ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年02月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PB