マーケット進化論
経済が解き明かす日本の歴史
著:横山 和輝
紙版
内容紹介
歴史を振り返ると日本では昔から市場をうまく使っていたことがわかる。資料をひもときながら、意外に賢い昔の日本人像を描き出す。
目次
序章 マーケットの進化を捉える意義
1 本書の内容と目的
2 市場経済の源流
3 市場経済に必要な条件
第1章 神仏とマーケット
1 律令制の二側面:指令経済と市場取引
2 荘園制:市場経済の発達
3 座
4 トラブルの解決
第2章 安心とマーケット
1 荘園制の形骸化
2 戦国大名の登場
3 市場法
4 撰銭令
第3章 徳川とマーケット
1 徳川の支配
2 両替商
3 株仲間
第4章 権利とマーケット
1 法、権利そして金融
2 流通における利害対立と調整の失敗
第5章 産地とマーケット
1 開国
2 明治維新
3 産地のコーディネーション
第6章 震災とマーケット
1 金融市場の発達
2 関東大震災
3 電力化
第7章 昭和とマーケット
1 金解禁
2 昭和とマーケット
第8章 面積と土地制度
1 律令政府の条里プラン
2 徳川政権の検地
第9章 交通のイノベーション
1 遠く離れた場所へ
2 道
3 線路
第10章 金利計算と金融教育
1 金利計算
2 昭和金融恐慌
第11章 小学校教育と経済発展
1 教育
2 小学校教育のニーズと成果
ISBN:9784535558144
。出版社:日本評論社
。判型:4-6
。ページ数:263ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2016年01月
。発売日:2016年01月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ。