現代国家と市民社会の構造転換と法
学際的アプローチ
編:角松 生史
編:山本 顕治
編:小田中 直樹
紙版
内容紹介
「構造改革型」統治システムと「市民社会」システムの分析と転換の方向を多角的に探究した学際的研究書。
目次
序文/角松生史
第1部 ガバナンスと参加
第1章 都市空間の法的ガバナンスと司法の役割/角松生史
第2章 教育法における責任とガバナンスの構造/世取山洋介
第3章 契約管理──プロセスとしての契約とガバナンス/山本顕治
第4章 熟議民主主義が前提とする市民像に関する心理学的考察/都築幸恵
第2部 リスクと責任
第5章 原因者の意義/桑原勇進
第6章 子ども法と警察──児童虐待・少年非行・いじめ/横田光平
第7章 責任から共感(すなわち受苦の共有)へ──歴史学からの試論/小田中直樹
第8章 憲法上の「内心の自発性」論と「自己決定権」論/佐々木弘通
第3部 関係と連帯
第9章 連帯と切断の間で──つながりすぎ社会をどう相対化するか/小玉重夫
第10章 2008年以後の日本政治の変動──戦略的力関係・社会保障アプローチ/進藤 兵
第11章 職場における紐帯と法──安全配慮義務法理と新しい合意法理を素材にして/藤川久昭
第12章 「社会的連帯」のイギリス的特質──福祉国家の歴史的源流をめぐって/長谷川貴彦
ISBN:9784535521391
。出版社:日本評論社
。判型:A5
。ページ数:300ページ
。定価:6200円(本体)
。発行年月日:2016年01月
。発売日:2016年01月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPH。