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民事判例 XI 2015年前期

編:現代民事判例研究会

紙版

内容紹介

2015年1月~6月までに刊行された各判例集に掲載された全ての民事判例を対象として裁判例の動向と注目裁判例の注釈を行う。

目次

第1部 最新民事裁判例の動向

取引裁判例の動向…………中野邦保 
担保裁判例の動向…………水津太郎 
不動産裁判例の動向…………野澤正充 
不法行為裁判例の動向…………宮下修一 
家族裁判例の動向…………二宮周平 

第2部 最新専門領域裁判例の動向

環境裁判例の動向…………桑原勇進 
医事裁判例の動向…………五十嵐章裕 
労働裁判例の動向…………岡芹健夫 
知財裁判例の動向…………城山康文 

第3部 注目裁判例研究

取引1――誤振込と被仕向銀行による相殺(名古屋高判平27・1・29)…………原田昌和 

取引2――毎月分配型投資信託の販売・勧誘時の説明義務違反に基づく民事責任(東京高判平27・1・26)…………角田美穂子 

担保――事前求償権を被保全債権とする仮差押えによる事後求償権の消滅時効中断の有無(最三判平27・2・17)…………荒木新五 

不動産――権利能力のない社団に属する不動産の登記名義人に対し、代表者の個人名義への所有権移転登記手続を求める訴訟における当該社団の原告適格(最一判平26・2・27)…………松尾 弘 

不法行為1――「外貨建ての損害」をめぐる製造物責任判例(東京高判平26・10・29)…………加藤雅信 

不法行為2――民法44条・715条の職務行為に属さないことにつき重大な過失が認められる場合(大阪高判平26・3・28)…………杉山真一 

家族――共同相続された投信受益権について発生した元本償還金等を原資とする預り金債権の帰趨(最二判平26・12・12)…………水野貴浩 

環境――高浜原子力発電所3、4号機運転差止め仮処分決定(福井地決平27・4・14)…………越智敏裕 

医事――開業医の転送義務違反と死亡との因果関係(東京地判平26・2・26)…………日野正実 

労働――セクハラを理由とする管理職2名に対する出勤停止・降格処分等の有効性――L館事件(最一判平27・2・26)…………沢崎敦一 

知財――プラバスタチンナトリウム(プロダクト・バイ・プロセス・クレーム)事件についての最高裁判決(最二判平27・6・5)…………岩瀬吉和 

コラム  校外に転がり出たサッカーボールによる事故と、親の責任、子どもの責任…………加藤雅信 

今期の裁判例索引 

ISBN:9784535002395
出版社:日本評論社
判型:B5
ページ数:132ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年10月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB